2015年9月14日月曜日

経絡治療学会 うたづ部会

9月6日の経絡治療学会うたづ部会は、九州支部から馬場道啓先生をお迎えして特別講演でした。

九州支部の六部定位脈診と臨床についてお話していただきました。
「脈診では十二経絡の虚実を診る、選穴は滑伯仁の自経補瀉に基づく、補瀉の手技は霊枢:九鍼十二原に基づく、手技は単刺を用いる」など非常に明確な基準に沿って九州支部の皆さんが勉強されていると感じました。







馬場先生は岡部素道先生の流れの経絡治療です。

今、私が勉強している井上恵理先生の流れの経絡治療との違いなど色々と勉強になりました。岡部素道先生や馬場白光先生との思い出話もとても興味深かったです。

同じ経絡治療でも少しづつ違いはありますが、基本的な概念は皆同じです。岡部素道先生も初期の治療スタイル晩年のスタイルではずいぶんと違っていたそうです。

伝統(基本)をしっかり踏襲しつつ、日々変化していく。ぶれない軸があれば、あとは個性だと思います。


馬場先生、遠方より本当にありがとうございました。




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