2015年5月31日日曜日

新ユニフォーム

三豊はりきゅう応援隊のユニフォームが新しくなりました。今回は耐久性を考慮して刺繍です。胸にロゴマーク、背中にはネームをいれてもらいました。前作はアイロンプリントだったのですぐはがれてしまいました・・・。






さっそく新ユニフォームで5月22日に豊中町子育て支援センターでスキンタッチ教室。なんだか気持ちが引き締まります。




今回は13組の親子が参加してくれました。


制服やユニフォームは団体としての連帯感や意識が高まるのでいいですね。かっこいいユニフォームならなおさらです。

江戸時代の古方派の医師、後藤艮山は当時の医者が僧侶の服装に剃髪がスタンダードな時代に髪を束ねて士人の服装で治療を行っていたそうです。どんな格好でも信念があればいいのかなと思います。このスタイルが後藤流といって流行ったそうです。江戸時代のファッションリーダーですよ。

「湯熊灸庵」こと後藤艮山、私の好きな偉大な鍼灸師の一人です。







2015年5月30日土曜日

子育てと小児鍼

5月24日に経絡治療学会うたづ部会にて副院長が特別講演をしてきました。





修行時代の話や小児鍼とスキンタッチの実技など約2時間。ずっと夜遅くまで準備をしていたので受講生の皆さんからお褒めの言葉をいただいて一安心でした。



小さいお子さん連れのお母さんも来てくれて和やかな勉強会となりました。




小児鍼でみんな笑顔に




小児鍼(しょうにしん)は先の丸い鍼でお子さんの皮膚を優しくなでるように行います。優しく温かい刺激が脳や身体にいい影響を及ぼし、免疫力が高まり情緒も安定してきます。

古くは江戸時代に盛んに行われていた子どもの健康法でした。




優しく温かい刺激はこころも温かくしてくれます。そして子どもの笑顔に私たちも癒されます。小児鍼は子育てにいい循環をもたらしてくれるでしょう。


大西灸堂は育児をがんばるお父さんお母さんを応援しています。





2015年5月26日火曜日

ソラノネ

「ソラノネ」を漢字で書くと「空の音」。
副院長が作った造語です。

毎日忙しく過ごしていると、自分を見失いそうになります。時間に追われ、心の中もざわつき、まさに「忙」の字のとおり心を無くしている状態かもしれません。

そんな時ふと空を見上げると、今まで気づかなかった色々な音であふれていることに気がつきます。

鳥のさえずり、木々達のゆれる音、風の音、耳を澄ましてよくよく聞いていると、初めて聞く音や新しい発見があるかもしれません。

日々の喧噪からはいったん離れ、「空の音」を聞き自分自身を取り戻す。そしてまた、次へ進むための活力を得て、現実へ戻っていく…。

忙しい暮らしの中にも、心の底から「ホっ」と一息つける時間があるかどうか心の中に余裕という余白を生み出す方法なのかもしれません。

大西灸堂も、「空の音」を感じられる場所でありたい。


東洋医学の知恵と知識を、鍼とお灸をもって、「癒す」「治す」の両面からサポートしていきたいと思います。

妊娠中、産後の体調管理、未妊治療などの婦人科疾患、小児鍼は女性スタッフが担当します。お気軽にお問い合わせください。






2015年5月17日日曜日

お遍路さんにお接待

先日の日曜日、治療院の前を通るお遍路さんにお接待をさせていただきました。


治療院に上がってもらって、一休み。お灸のお接待も出来たらなあと考えていたのですが、皆さん次の札所へ急がれているのか靴紐をほどいて中へ…というのはなかなか難しそうでした。なので今回は治療院前でお茶のお接待。

もっと気軽に休憩が取れるよう、外にベンチを置こうかな?

治療院前がちょうど遍路道。一日に何人ものお遍路さんが通ります。

今日は日曜日。お天気も良い様なので、午前中だけでもお接待させて頂こうと思っています。


2015年5月10日日曜日

経絡治療学会 うたづ部会

2013年4月にうたづ部会が発足して3年目になります。



2013年4月 岡田会長と一緒に





香川県には真鍋立夫先生を中心とした香川支部が古くからあります。真鍋先生は故・池田太喜夫先生に師事し、漢方にも精通しておられる先生です。

なぜ狭い香川県に2つも部会があるの?と思う方もいるかもしれません。

香川支部は非常にレベルが高く、もしかしたら初学者の方にはついていけない人もいるかもしれません。もしそうなってしまうと悲しいことです。東洋医学という素晴らしい理論体系から離れて、ただの刺激療法になってしまっては鍼灸術は廃れてしまいます。

しかし、段階を追って学んでいくと理論、歴史の深さに引き込まれることでしょう。



うたづ部会では初学者の方向けに、まずは東洋医学やその歴史、そして経絡治療に興味をもってもらえるように取り組んでいます。そして、うたづ部会が物足りなくなったり、さらなる高みを目指す人は香川支部や徳島部会、広島部会をお勧めしています。


入り口でつまずいてしまっては先に進めません。しかし、「門」というものも存在すると思います。入門と言うように門に入るにはその門にあった自身の資格が必要です。

まずは自分に合った鍼灸医術の門を探してみてください。




「行鍼施灸は芸術だ。道楽心がなければできない業だ。面白いではないか一本の鍼、一撮の艾で万病を治し得るならば、愉快ではないか。鍼灸をして万薬の作用を起こさせるとしたなら。」


私も耆婆、篇鵲の如き神医となる夢を見つつ・・・。













2015年5月9日土曜日

深夜のレイアウト変更

昨日の夜11時頃に副院長が何かインスピレーションを得たようで、急に「治療院のレイアウトを変えよう!」と言い出して2時過ぎまでゴソゴソとベッドや棚を移動してました。

最近、江原さんの本を読んでいるみたいでその影響でしょうか。

人もそうですが家や空間にも「気」があるようです。居心地の良さや淀んだ感じ、なんとなくわかる気がします。










今はこんな感じです。